子どもたちの心にいつまでも…サマースクール
8月20日(月)に、恒例のキッズサンガ・サマースクールが開催され、小学1年から6年生まで61名の子どもたちが参加しました。キッズサンガとは「仏さまのみ教えをよりどころに、未来を担う子どもたちを、地域の人々が力を合わせて育てていきましょう」という活動です。
前日の19日(日)には、仏教壮年会13名が山に竹を取りに行き、翌日の昼食で使うそうめん流しの施設を作ってくださいました。そうめんを流す生竹は真っ直ぐな竹を選び、二つに割って節を取り、そうめんが順調に流れるようにグラインダーできれいに削ります。
子どもたちが食べる容器も竹の筒、お箸も竹を割ったもので、一つ一つ丁寧にヤスリで磨き、とても手間のかかる作業です。
サマースクール当日は、京都女子大学より児童教育専門の学生が2名来鹿。開会式ではまず仏前でお勤めをして、その後は大きな本堂を所狭しと飛んだり跳ねたり、思いっきりゲームを楽しみました。
また、当日の朝から仏教婦人会役員12名がおそうめんを湯がき、おにぎりやソーセージを準備してくださいました。さわやかな初秋の風そよぐお昼は、そうめん流しに最高の天気。仏教壮年会の皆さんが作ってくださった二列の流し台に構えて、流れてくるおそうめんをすくって口いっぱいに頬張っていました。
お昼からは、お寺に残る戦争の機銃掃射の弾痕を見学し、住職による平和についてのお話を皆熱心に聞いて戦争の恐ろしさ、平和の大切さを学びました。
皆様のお陰で、今年も楽しく有意義なサマースクールを開催することができました。
きっと子どもたちの心にいつまでも残るすてきな思い出ができたことと思います。
2018年08月22日【204】