このコーナーでは、住職が仏教月刊誌『MIDOSAN』の取材や布教、またプライベートで訪れた全国の様々な風景や記事等をご紹介いたします。全国に点在するお寺のまわりには、とてもすばらしい風景があります。
最近の記事
こやつが法は天下一なり
1月下旬、会議でご本山に参りました。
コロナの感染拡大で再び境内は閑散と…。おまけに銀杏もすべて散ってなおさらさみしい風景です。
境内右手の阿弥陀堂は現在修復中なので、左手の御影堂内中央に阿弥陀さまが移られて、親鸞聖人の御真影は右側にお座を譲っておいでです。
黒漆で作られた御真影様を失礼して写真に撮らせていただきました。
その昔、蓮如聖人ご在世の頃、本願寺で親鸞聖人の二百回忌が勤まった折、お参りに来た一休さんは、
えりまきのあたたかそうな黒坊主
こやつが法は
天下一なり
と詠みました。
おいおい一休さん、親鸞さまに向かって「黒坊主!」「こやつ!」👿
でも「その教えは天下一!」😀
何とも一休さんらしい詩です。
こやつが法は天下一なり | 2022年02月01日【106】
久しぶりの参拝…晩秋の本願寺です。
12月上旬、会議のため本山本願寺に参りました。
コロナ感染も少し収まっている状況で、参拝者も増えつつありました。
境内は銀杏の木が黄色に染まり、小学生の黄色の帽子と鞄が入り交じり和やかな晩秋の風景でした。
国宝・唐門の修復が終わり、美しい極色彩が光に映えていました。
これから本願寺は冬へと向かいます。
久しぶりの参拝…晩秋の本願寺です。 | 2021年12月07日【105】